over the rainbow

いわゆる日記です

IE11の終わりについて

いよいよ完全終了へ。Internet Explorer(IE)サポート終了スケジュール:Tech TIPS - @IT
ここを見ると、

「サポートが終わってもこっそり使えるから大丈夫」ということは通用しない

と書いてある。
そうなると、SEABISとか文書管理システムとか、政府機関で使っているIE11縛りのアプリケーションの扱いはどうなるんだろうか。
https://www.meti.go.jp/information_2/downloadfiles/kokuji20200909-4.pdf
を見ても、ブラウザの指定についいては、情報セキュリティの観点とやらで見られなくされている。

Edge(Chromium)のIE11モードで動くのかなぁ。
みんながみんなLTSCなWindows10を使っているわけでもないだろうし。


ちなみに、上記いよいよ完全終了へ。Internet Explorer(IE)サポート終了スケジュール:Tech TIPS - @ITによると
Windows10のLTSBまたはLTSCのバージョンは、2015・2016・2019・2021の少なくとも4つはあるように読めるが、果たして私が使っているWindows10は、どのバージョンなんだろうか?

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Microsoft公式サイトのバージョン確認方法
https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/client-management/windows-version-search
によると、いくつか確認方法があるが、どれをやってみても結果は同じで(まぁ、そりゃそうか)、1809(今でいうと18H2って表記になるのかな)って表示される。



でもテクニック.1 - 更新管理に役立つバージョン、ビルド情報の取得で確認したら、LTSCで1809って事は2019だよ。って書いてあった。

しかし、LTSC 2019よりもLTSC 2021の方がサポート期間が短いのが、よくわからないな。
普通に考えると、2021の方が2年長くて然るべきかと思うけど。
と思ったら、ライフサイクルとして
Windows 10 Enterprise LTSC 2021 の新機能 - What's new in Windows | Microsoft Docs
の中に、

LTSC 2021 Windows 10 Enterprise機能は、バージョン 21H2 Windows 10と同じです。
LTSC リリースは、特殊用途デバイスを対象とします。 Windows 10 の半期チャネル リリース用に設計されたアプリとツールによる LTSC のサポートは制限される場合があります。

って書いてあるわ。2021が特殊な制限があって、2019がLTSCとしては標準サポートである、と。なるほどねぇ。


追記1:

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SEABISについては、Internet Explorer モードページの設定にすることである程度動作させることが出来るとわかった。
一部不具合はあったけど、とりあえず日々の決裁ぐらいならばEdge(Chromiumの)でも出来る
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ただし、文書管理システムはダメだ。
なにも出来ないでウィンドウが閉じてしまう。
残念。

ということで、6月以降になって本当にIE11が起動しなくなるのであれば、そこで騒ぎ出す人がいると予想しておく。

追記2:

試しにIEモードページの設定URLを削除してみてもSEABISは使えた。
ってことは、30日間限定の追加URLは無駄だったのか? 単なる勘違い?
ま、いっか。
ちなみに、IE11に比べて断然早く動くよEdgeで動かすSEABISは。快適。