たつをさんの文章のテイストが今と変わらないのが面白い “自分が投稿したプログラムがありました! 「マイコンBASICマガジン(ベーマガ) 1988年3月号」の X1 の「小さな村」というゲームです。” / “ベーマガに載った「小さな村」” https://t.co/xdYNITAyB3
— コグレマサト|ブログを書く人 (@kogure) 2022年6月7日
むむ!? なんスか? このベーマガが読めちゃう
https://archive.org/details/BASIC19883/page/n169/mode/2up
っちゅーサイトは*1
漫画村みたいなもんですかね? それとも著作権者に許可とっているんですかね? それとも何らかの法的根拠があってやっているんですかね? 国立国会図書館のWARPみたいな(対象が全然違うけど。
うーん。気になるから調べちゃおうかな。
https://archive.org/about/をDeepLで翻訳して、その一部を引用すると
ウェブアーカイブが成長するにつれ、他の出版物のデジタル版を提供することにも力を注いできました。現在、私たちのアーカイブには以下のものが含まれています。
6,250億のウェブページ
3800万冊の書籍とテキスト
1400万件のオーディオ録音(24万件のライブコンサートを含む)
700万本のビデオ(200万本のテレビニュース番組を含む)
400万枚の画像
790,000 のソフトウェアプログラム
無料のアカウントをお持ちの方であれば、どなたでも Internet Archive にメディアをアップロードすることができます。私たちは、世界中の何千ものパートナーと協力し、彼らの作品のコピーを特別なコレクションに保存しています。私たちは図書館なので、本には特に注意を払っています。誰もが蔵書の充実した公共図書館や学術図書館にアクセスできるわけではないので、ユニバーサルアクセスを実現するためには、書籍のデジタル版を提供する必要があります。2005年に書籍のデジタル化プログラムを開始し、現在では世界18カ所で1日4,000冊をスキャンしています。1927年以前に出版された書籍はダウンロード可能で、何十万冊もの現代の書籍は私たちのオープンライブラリーのサイトを通して借りることができます。Internet Archiveの使命のひとつは、物理的な書籍に接することが困難な人々に貢献することです。そのため、デジタル化された書籍のほとんどは、印刷に障害のある人々も利用できます(アクセスについてはこちらをご覧ください)。
と言っているが、図書館が冊子をデジタル化をするのには日本国内であれば著作権法で許可された限定的な場合にしか認められず*2、それをスキャンしたものも、インターネットに広く公開できるものでは無く、国立国会図書館の館内でのみ閲覧可能というものが多い。
archive.orgの場合、利用者にとっては気軽に閲覧できて便利だろうけど、それは漫画村のそれと一緒で法的にはアウトでしょう。
「誰もが蔵書の充実した公共図書館や学術図書館にアクセスできるわけではないので」でインターネットに勝手スキャンをアップロードしていいなんて、自己都合で片付け過ぎ。
なお、米国法は調べていません。フェアユースで通るのかしら? かの国ならば。
*1:後で気がついたけど、Webアーカイブのhttps://web.archive.org/とドメインは一緒なのね。
*2:法31条