友人から情報をもらい、その後自分でも確かめてみました。
多分以下のような事なのでしょう。
静止画と違ってExifがない動画については、iOSがどこかに位置情報を保存している。FlickStackrはそれを拾ってくれるが、公式アプリは拾ってくれない。そして、それは動画ファイルそのものには含まれないので、iPhoneをPCに接続し、動画ファイルとして転送してしまうと、位置情報は失われる。
iPhone4の写真-撮影地で見ると、静止画だけではなく、動画もきちんと撮影地での表示に対応していますね。今までMOVファイルとしてダウンロードして見ていたから気が付かなかったケド。(ついつい動画にはジオタグがないもんだという先入観もあった)
Flickrから動画の位置情報をダウンロードする方法は分かりませんでした。ひょっとするとないのかも知れません。しかし、動画にはExifのような統一規格がないので、ダウンロード出来たとしても、有効活用するすべはわかりません。サムネイルとして、拡張子THM(中身jpg)のファイルが作られるデジカメがありますが、そこへ位置情報も保存するぐらいですかね、出来ることと言ったら。
ちなみに、MediaInfoというソフトで動画の情報を調べると、録音日として撮影日時はファイルの中に保存されていますね。以下のスクリーンショットはFlickrからオリジナルファイルダウンロードしたものです。(アップロードはFlickStackr)
ただ、Flickrでは、ここの日時は拾っていなくて、単純に"Posted to Flickr"から-17:00した日時を"Taken on"としています。(両方ともJSTと書いてある)
【余談1】
Flickr公式アプリではMOV、FlickStackrではAVIになる動画ファイルですが、比較したところ先頭や末尾の情報保存部分を除いて、動画そのものは同じですね。まぁ、当然ですけど。
【余談2】
FlickStackrでは、位置情報をアップロード時に任意の場所へ変更することが可能ですね。このあたりの機能も良い感じです。