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いわゆる日記です

Audiogalaxyの後継を探る その3


Audiogalaxyの後継を探る その2において、音質の良さがAudiogalaxyと比較した場合のGoogle Musicのメリットだと書いたのですが、それから暫く使ってみてデメリットにもなり得ると感じてきました。

何がデメリットかというと、転送量が大きくなることで所謂7GB/月および1GB/3日の制限に引っかかってきてしまう場合があるという事。

仮に320kbpsで一日100分、月に20日聞いたとして5GB弱/月ぐらいは使ってしまうことになります。(通勤時間片道50分想定)

audiogalaxyはトランスコードがあり、さらに3GとWi-Fiではレートを変えてくれるという事までしてくれていたので制限値に引っかかるような事はありませんでした。

そこで登場するのが"Google Play Music on the App Store on iTunes"です。
これはiPhoneで使えるGoogle純正Google(Play)Musicアプリです。

今まではMelodiesというアプリを使っていたのですが、これと比較すると純正アプリの完成度の高さが光ります。Melodiesも他のGoogle Musicアプリの中では(いくつか試した中では)よく出来ている方だとは思いますが。



Google Play Musicは起動してみてすぐにそのUIがブラウザ版のGoogle Musicと近いことがわかります。そのため操作も直感でできます。
同期もすぐに終わるので、Melodiesのように同期に時間がかかるのでたまに明示的に同期を取る、という事をする必要もありません。
ブラウザで聞くときのようにI'm Feeling Luckyミックスを作りながら聞けるのも◎。これでAudiogalaxyのGinieのような使い方も可能となりました。

さらに、カーオーディオのDEH-P650とLightingケーブルでつないでいる時に、DEH-P650のディスプレイ上の曲名、アーティスト名、アルバム名等の表示が曲切替に対応して表示を更新してくれる。それがとてもイイ。
今まで使ってきたアプリは、すべてコレに対応してなかったのでDEH-P650のディスプレイに表示されている曲名等は、ケーブルで繋いだときに再生した曲名等のままだったのです。


さらにさらに、モバイルネットワークのストリーミング品質も高・標準・低から選択できます。これで日本の三大キャリアが課している通信量制限にも対応しやすくなります。
どの程度通信量が絞れるかについては、これから詳しく調査するとして、取り急ぎは「低」に設定してドライブしながら10分間iPhone5(SoftBank LTE回線)で再生させてみて、モバイルデータ通信の使用状況で計算してみたところ(正確さには欠けますが)118kbpsとなりました。
音質については、低でもまったく問題ないと思います。これは感じ方に個人差があるでしょう。

ただし、そんな優れた純正アプリにも一つだけ欠点があってlast.fmのScrobbleが出来ないのです。Melodiesでは出来たのにそれだけが残念。とても残念です。