over the rainbow

いわゆる日記です

「約束のネバーランド」読了

まだ最終巻も出ていないタイミングなので、白背景に白文字で書いておきます。
(ネタバレあります)


最終回のまとめ方は、ちょっと残念な感じがします。
比較するのも意味が無いかも知れませんが、鋼の錬金術師での最終回のまとめかたが一番好きです。
約束のネバーランドの「あのお方」も錬金術の等価交換のように、望みを叶えるが対価(だいじなもの)が必要。ということを言ってきて、それによってエマは過去の記憶(家族との思い出)を奪われてしまいました。
これは、キャッツアイの最後にもちょっと似ていて、記憶は失ってしまってもまた一緒に生きていける。というポジティブな印象を受けるけど、それでもなんかモヤモヤ感が後を引く。

それに比べ、エドワード・エルリックの最後の錬金術の等価交換は、錬金術を対価として、その引き換えにアルフォンスを引っ張り出すというウルトラC
セリフも良くて真理(神)「錬金術の使えないただの人間に成り下がるか?」に対して、エド「成り下がるも何も最初っからただの人間だよ」と、女の子一人助けることができなかった、と。
この返しが素晴らしい。
まさに大団円。

鋼の錬金術師は、今読んでも胸熱です。

途中から「鋼の錬金術師」賛歌みたいになっちゃいましたが、「約束のネバーランド」もすごく面白かったですよ。
アンドリューのところは、やや冗長な気もしましたがね。ゾンビみたいになってるのが根拠不明だったし。とはいえ全体を通してみるとドキドキワクワクの冒険活劇で楽しかったです。



令和2年9月8日(火)追記:
そうそう。レウウィス大公が最後急にいい人(人じゃないけど)になっちゃうのも違和感あったなー。