over the rainbow

いわゆる日記です

ペアレンタルコントロールとAndroidとiOS

うちの子には2019年4月~2021年3月の約2年間 HUAWEI nova lite 3を使わせていた。
小学生の時は、学校に持って行くことはないので、家にいるときや家族で出かけるときに使うのみ。
中学生になってからは、学校にも持って行くことになった。(しかし、学校に着いてから下校時間になるまでは電源オフ)

その間、OSのバージョンがいつだったか、EMUI9からEMUI10に変わった。
変わる前は、利用時間が規定値を超えたときに、15分延長、無制限(当日のみ)という延長申請が可能だったが、それがなくなってしまってすごく不便になった。
例えば、15分延長したいという要望があったときには1日あたりの利用時間を変更して15分増やすしか方法がない。(時間延長とは違い任意で入力できるため15分でなくても良い)
でも、一度増やしてしまうと子供の方から減らしてほしいと言ってくるのは(本人も忘れてしまうため)ほぼなくて、この形での運用は難しいと感じていた。

2021年4月からはiPhone SE2を使わせることにした。
そして、iOSのファミリー共有を使うことでスマートフォン利用時間の管理等を行うことにした。

両親ともにiPhoneを使っているので(私はAndroidも併用しているが、一応メインはiPhone)、このファミリー共有が非常に使いやすいと思った。使ってみる前から「多分使いやすいだろうな」とは予想していたが、予想どおりだった。

例えば、先に挙げた事例の延長申請にしても、オンラインで処理が完結するため、子供が延長申請をし、両親のiPhone 2台ともへ通知が来るので、どちらか対応できる方が延長してあげれば良い。もちろん拒否してもいい。

ほかにもアプリのインストール時には同様に許可して良いかどうかという通知が両親のiPhone 2台へ届くので、内容を見て許可するかどうか判断できる。

スクリーンタイムについても、両親が自分のiPhoneでリアルタイムに子供の使用時間を確認することが出来る。

あと、「探す」AppでiPhoneの現在地を探すことも出来るし、もし盗難や置き忘れであれば、ロックしたり警告したりデータを消去したりも出来る。子供の分だけではなく、両親がどちらかのiPhoneに対しても出来るのも便利なところ。Androidでもブラウザから同様のことは出来るけど、使い勝手が違いすぎる。

ちなみに、「探す」Appは使えるにしても、まもサーチ2の優位性はある。特にエリアごとのPUSH通知は多少タイムラグはあるにしても便利で、やはり必要性を感じる。



Androidのメリットは費用対効果でみると安いこと、使い勝手の面で自由度が高いこと*1、など個人的にはメリットが大きいと感じているが、このファミリー共有のような使い勝手の良い仕組みがAndroidでは実現できない。

Google Playストアには、ペアレンタルコントロールアプリはいくつもあるが、どれも*2使い勝手が悪いし、時間制限の抜け穴もあったりする))ので、子供がいる家庭にはOSの標準機能でそれがきちんと使えるiPhoneをおすすめします。
今回SE2は25,000円ぐらいで買えたので(MNP特典)、これぐらいなら費用面からも許容範囲だと感じる。


そうそうLINEアプリについては、使用時間の面から見ると扱いが難しい。単なるSNSではなく、ニュースを見たり、動画を見たりも出来るので制限時間をつけた方が良いとも思うが、連絡手段としては常に使える状態にあった方が良い。
制限時間を設定し、それを超えたときに使えなくなったとしてもFaceTimeなど常に使えるアプリで連絡は取れるんだけどね。でもLINEの方が連絡手段としては一般的になってしまった昨今なので。




と、まぁいろいろ書いてみたけど、似たようなことを前にもやっていた事を検索して知ったのであった。
ひさびさにJB関係の話 - checkra1nでiPhone5s編 - - over the rainbow


EMUIのデジタルバランス(iOSでいうスクリーンタイム)の話も前に書いていますね。
Huawei nova lite 3 - over the rainbow

*1:一例を挙げるならLast.fmへのscrobble

*2:もちろん全てを試したわけじゃないです