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いわゆる日記です

国立国会図書館2022年7月21日から東京本館の入館制限の変更について

東京本館の入館制限の変更について(7/21から)|国立国会図書館―National Diet Library
2022年7月6日 東京本館の入館制限の変更について(7/21から)

在館者数が1,000人に達した時点で入館制限を行います。

って、それは良いけど普段は何人ぐらい来館しているものなの?
だって、いざ地方から行ってみたら、到着数分前に1,000人に達したので今日は入れません。って言われたらショックじゃん。
まぁ、地方から出て来館するぐらいなら、前泊でもして朝一で行けよって事かも知れないけど。

ということでちょっと調べてみた。

統計|国立国会図書館―National Diet Library
に統計データとして令和3年度の数字が載っている。
これによると東京本館の来館者は、24万6213人(一日平均886人)だそうな。

でも、令和3年度は自由来館ではなく抽選方式でやっていたのであまり参考にはならない。
よって、他の年度も見てみることにする。

最初のCOVID-19緊急事態宣言は2020年(令和2年)4月、東京本館が来館サービス休止をしたのが令和2年3月5日。
ということで、参考にすべきは2018年度(平成30年度)が良いかな。2019年度(令和元年度)でも影響は少ないと思うけど。


平成29年度 国立国会図書館の経営及び財政状態報告書
東京本館は約57万7000人

平成30年度 国立国会図書館の経営及び財政状態報告書
東京本館は約57万6000人

令和元年度 国立国会図書館年報
東京本館は約50万9000人

令和2年度 国立国会図書館年報
東京本館は約15万6000人

まぁ、数字をだらだら並べるよりもグラフを見てもらう方が早いだろう。
という事で令和2年度国立国会図書館年報からグラフを引用する。

ということで、COVID-19より前に来館者数が戻るとすると、1,000人/日は簡単に突破しそう。
まぁ、さすがにそんなことはないだろう、という予想で1,000人にしたのかな。
あとはNDLデジタルコレクションのうち、図書館限定送信だった資料の個人送信が可能になったので、その辺の対象者が来館しなくても自宅で資料を閲覧出来るようになった、というのも想定にあるだろう。


ちなみに、完全に余談ですが和暦と西暦の変換は、+12と覚えておくと楽です。
西暦2020年は、2020+12 下2桁が32年ということで、平成だと32年、令和は平成と下一桁が一緒なので令和2年というのが簡単に変換できる。